前座
落語家が入門して最初に置かれる階級「前座」と、楽屋での役割を解説します。
前座(ぜんざ)は、落語家が入門して最初に置かれる階級です。師匠のもとで見習いの期間を過ごしたのち、前座として寄席に出るようになります。
入門から
落語家になるには、まず師匠に弟子入りします。まとまった募集があるわけではなく、本人が直接頼み込む形が基本で、認められると見習いとして師匠のもとで過ごします。
楽屋の仕事
高座に上がるだけでなく、太鼓を叩く、座布団を返す、着物をたたむ、お茶を出すといった楽屋の仕事を担います。この期間に寄席の運び方を体で覚えます。
開口一番
その日の最初に上がる出番は開口一番と呼ばれ、前座が務めます。客がまだ入りきっていない時間帯でもあり、場を温める役割があります。
期間
数年で二ツ目へ昇進するのが一般的ですが、期間は人によって異なります。なおこの階級の仕組みは東京の落語界のもので、上方落語には前座・二ツ目・真打という段階がありません。